貧血と鉄分補給

特に若い女性に多い貧血。成人女性の約1割が貧血であるといわれています。貧血を予防するにはどうしたらいいでしょうか。

貧血とは

血液の重要な働きの一つは、酸素を全身に運ぶことです。その役割を担っているのは、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)です。貧血とは、血色素(ヘモグロビン)の濃度が低下している状態を言います。貧血の原因はいくつかの種類が挙げられますが、約90%の貧血は鉄欠乏性貧血だと言われています。

鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンの重要な材料のひとつである鉄分が不足することによるものです。体内に含まれる鉄分が減少すると、ヘモグロビンも減り酸素を運ぶ能力が低下します。それによって、身体が疲れやすく、顔色が悪くなり、頭痛や息切れ、めまいや動悸などの症状が現れます。

鉄分の1日の摂取量(推奨)

偏った食事や無理なダイエットによって鉄分が不足し、貧血になりやすくなると言われています。貧血を改善するために、1日3回の食事に体に必要な栄養素をバランスよくとることが大事です。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準( 2020年版)では、1日に必要な鉄分の推奨量として、18~64歳の女性では月経のある女性の場合10.5mg、月経なしの場合6.5mg、65歳以上の女性では6.0mgです。

鉄分は、レバー、肉類、魚介類、藻類、野菜類、豆類に多く含まれています。しかし、鉄分は全体的に吸収率が低いミネラルとされているため、場合によってサプリメントの摂取もお勧めいたします。

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